2016年10月11日火曜日

神さまありがとうございます!

今年も無事に稲刈りの日を迎えることができました。
天気は抜けるような快晴、まるで黄金色の穂が「待っていました!」と言っているようでした。
今年のお米も本当にかわいい。

去年に引き続き二年目のお米作り。
お米を育てるという安心感は、お野菜作りとは一味違う気がします。
昔からお米を主食にしてきた私たち日本人のDNAがそう感じさせるのかな。
稲の香りに包まれる中土佐町大野見竹原

お米は日本人の宝だなあとつくづく感じます。

冷たい沢でひとやすみ。 こんぶのせ過ぎ弁当^^;


裸足で入るにはもう勇気のいる冷たさ。
水の音は心を溶かすな~。

お昼寝に最適なこの乗り物が好き。





2016年9月4日日曜日

秋冬やさいの準備

ブログから遠のいてしまい、気づけば9月。
夏の様子を書けずにとうとう秋になってしまいました。。。
さっ、気をとりなおして^^

朝晩の空気がひんやりしてきた今日この頃ですが、秋冬作の準備に大忙しの毎日です。
台風前に大急ぎで進めたのは、秋じゃがの植え付け。
秋のじゃがいもは初挑戦です。

品種は何にするか、植える深さや土寄せ、株の間隔はどうするかなどなど手探りです。
一回一回の経験を翌年に生かし、スキルを上げていきたいです。

畝の真ん中を掘り、種いもを置いていき土をかぶします。
品種は「でじま」
この日は家族総出で植え付けです。

2016年5月24日火曜日

じゃがいもキタ~!!!!

いつもバタバタ余裕のない自然農園よりこんぼ。気がつけばもう5月末。
畑はすっかり春終盤になりました。

今年初めて植えたじゃがいもはまだ花が咲いているけれど試し掘をしてみると。。。。
キタ~っ!!!!
色鮮やかなレッドムーンと、ぷっくりツルツルの男爵が顔を見せてくれました。
そしてこれは美味しい。
もう一品種のインカも楽しみです。

掘りたてレッドムーン。
少し寝かせてうまみがでるのを待ちます。


ここ最近は何かと凹んでおりました。
美しい花をたくさん咲かせていた空豆はひとつも収穫できず、
期待の星スナップえんどうは思いのほか早くに収穫が終ってしまい、
二度目のチャレンジだったカブも虫にたべられ全滅、
ほうれん草は早々にトウが立ち出荷できず。。。。
書いているだけでもまた凹む。

そんな中のじゃがいも達。 元気でてきました^^
そして次なる期待はカボチャ選手。
大きな葉っぱを元気よく広げ、きれいな花を咲かせ始めました。
人口受粉をするか検討中。
 
ここがカボチャ畑。
カボチャ→ライ麦→カボチャ→ライ麦と植わっています。
カボチャのつるが伸びはじめたら間のライ麦を刈り倒し、その
上をカボチャが広がっていく予定。
 
甘くてシャッキリインゲンがスタートしました。
就農2年目。 うまくいくもの失敗するものたくさんあるけれど、毎日毎作毎年勉強です。


2016年4月2日土曜日

土佐大生姜

土佐大生姜を植えました。
なんだろう、このワクワク感。 きっと一番すきな野菜だからだと思います。
そしてこのネーミング。「土佐大生姜」。 惚れ惚れする響きです。
今年の秋には山ほどの生姜を収穫して、寒い冬には生姜湯を売り、夏になれば自家製ジンジャーシロップをつくってジンジャーエールを販売しているところを想像すると、ワクワクどころの騒ぎではありません。
それから、生姜を収穫したときに残る茎と葉をお風呂に入れるのも好き。
これは自分で思いついた入浴法です。 研修中に生姜を収穫した後の茎と葉の香りがあんまり良かったのでこっそり持って帰ってお風呂にいれたのを思い出します。
あの香りは心にも疲れた身体にもしみわたったなあ。山ほどとれた(予定)生姜のあとには今年もお風呂にいれよう。
種しょうがです。さすが大生姜だけあって大きい!!
切り分けて植えました。

ワクワクの現場です。

2016年3月29日火曜日

刺さるほうれん草

ちょっと怖いタイトルですが、本当に刺さるのです、ホウレン草が。
ホウレン草と言っても種なのですが、
農業をするまではホウレン草の種がこんなに痛いものとは知りませんでした。
そもそもホウレン草の種自体を想像したこともありませんでしたが^^;

種にはいろんな種類があって、種そのまんまのものもあれば、播種機などでまきやすいよう角をとってあるもの、長細いのをまあるくコーティングしてあるものなどなど。

私たちがまいているホウレン草は「日本ほうれんそう」という固定種。
角もとっていなければコーティングもされていなくトンガリ放題な種なのです。
その姿がコレ。つまもうとすると「アイターーーーーーっっ!!!!!!!」、土をかぶせトントンすると「アイターっ!!!!!」
まるで針のようにサクッと。 アイターーーーっ!!!!が響きわたった種まきでした。

でも、動物から子孫を守る手段としてこの姿になったのだと思うと懸命さに感動してしまいます。



2016年3月9日水曜日

ムクムクの春

もうすっかり春の陽気の中土佐町。
やっぱり春っていいですね。 よっしゃ~、やるぞ~!って力がムクムク湧いてくる。
畑ではひらひら舞うモンシロチョウを横目に、春夏に向けて作業猛ダッシュの毎日です。

3月に入ってからは種まきラッシュ。 大根、小松菜、ミニ青梗菜、かぶ、パクチー、人参、春菊、からし菜、ラディッシュ、ごぼう。。。。
でも初めての土地での種まきはとにかく時期に迷う。
この地域では早いのか遅いのかさっぱり見当がつかないことが多いのです。
そんな時はご近所農家さんが大先生。 ○○はうぐいすが鳴き始めたら、○○はお彼岸までに、○○は一番蝉が鳴くころに、といった具合に教えてくれるのです。
昔から人は自然の姿に目を向け、耳を傾け、心を通わせて生きる知恵をもらってきたのだなあ、なんてしみじみ感じるのです。

よ~しっ!! 明日もじゃんじゃんいきますよ~!!

A warm spring season came here in Nakatosa town, and I love it.
The spring makes me full of motivation.

We do seeding every day like  Japanese radish, mustard spinach, Chinese spinach, turnip, herbs, carrot, garland chrysanthemum, mustard greens, radish, burdock....
The problem is that we have no idea when we should seed them. We are not sure the proper time of seeding in the new land.
In such case ,the advice of  the neighbor farmers helps us very much.
"You'd better seed it when the bush warbler start singing", "You'd better seed it When a first cicada chirps", etc.
From old days, people lived in the wisdom that the nature could teach.
ゴボウ発芽!! さて、ここからが難しい。。。

じゃがいも定植。 今年は三種類に挑戦。

二作目の1月種まきスナップえんどう。
どのくらいの期間収穫できるかな。




2016年2月15日月曜日

魚と野菜の物々交換!?

 2月に入り、正式に久礼の大正町市場での対面販売をはじめました。
大正町市場は去年100歳を迎えた歴史ある市場。
明治時代は、漁で釣った魚と畑でとれた野菜を交換する場だったのだそうです。

私たちが理想とする暮らし、物々交換がされていたんだなあ。
う~ん、うらやましい。だっておいしそうなお魚が右にも左にも前にも溢れているんだもの。

ここ久礼のおんちゃんおばちゃんと共に活気ある市場にしていきたいです。
そして、一期一会の出会いが訪れますように。
それからそれから、夢の物々交換がまた復活しちゃったりして!! と期待を込めて^^

We began meeting sale in The Taishomachi market from this February.
This market is the historical market which reached 100 years old last year.
It was the place that people changed fish and vegetables in the old days.
I hope it happens the same thing again, because this market is filled with appetizing fish!!
朝早くからお決まりの演歌で市場の一日がスタート
俺に~俺に~俺に惚れたらいかんぜよ~♪(こぶし)
漁師には惚れるでしょう。
色の焦げた味のあるおとうちゃん漁師はカッコえい~。(カッコイイ~の意味)
けんどね、こじゃんと(とても)カッコえいがはその奥さん。 どーいてって?(どうしてって?)
電話がプルプル。。。。
お母ちゃん:はーい! もんてきた?(帰ってきた?) 
      ほいたら、今行くき待ちよりよ(行くから待っててね)。
 電話をきるなり大急ぎで台車を走らせ浜へ向かうお母ちゃん。持って帰ってきたのは大きなクーラーいっぱいの魚たち。
 口をあんぐりさせていると、もうさばいてる。
今日はふっとい(大きい)ががあがっちゅうきね~
、と嬉しそう。もう何十年もこんなやりとりをしてきたのだろな。こんなご夫婦のカッコよさったらないのですよ。

と、いきなりお野菜登場。 新人よりこんぼです。
もう物々交換に来たようなものでしょう。
大正、昭和の匂いがプンプンするここ大正町市場でがんばります!!
 

2016年1月27日水曜日

ロゴとシール完成

 

柔らかくてまっすぐで、丁寧に心を寄せて下さった四万十町のデザイナー、北條佑圭子さん。
ご縁あって私たちの農園のロゴデザインをお願いしました。

彼女が一番大切にしてくれたこと、それは 「よりこんぼ」らしさ。
その「らしさ」を感じとるため、何度も畑に足を運び、話を重ねてくれました。

コロコロと寄り添うのは、人、山、家族、生き物。。。見る人によって寄り添うものは様々。
北條さんらしく、よりこんぼらしく仕上がったことが何より嬉しく思います。

これから長い長い年月、私たちの一部となって一緒にがんばります。
そして、若き地元デザイナーの北條さんにエールを送りたいと思います。

あっ、「よりこんぼ」の「ぼ」の点々はお米のカタチ。 地味ですがこだわりです^^

We asked producing our Logo design to a young local designer, Ms.yukako Hojo.
She'd been keeping concentrated on finding our human likeness.
We had a love at first sight to see the newborn Logo design.

話しがヒートアップするとついつい微生物やら菌やら発酵やらの話に。。。
それでも知ろう、知ろう、としてくれた北條さん。
 

よりこんぼがいっぱい。
完成したロゴ文字と背景模様。
この二つを好きに組み合わせて使えるようにしてくれました。


2016年1月26日火曜日

生きとるかー

娘の小学校では午前中の授業が急きょ雪合戦になったとのこと。周年温暖なここ中土佐町のこどもたち、喜んだだろうな~。
しかし農家の大人たちは喜んではいられません。
この寒波までは、ぬくぬくアロハ~で育った野菜たち。
突然やってきた冷たい風と雪の影響はゼロではありませんでした。


In the elementary school of our doughter, classses of the morning were changed in a snowball fight.
Children must have been pleased very much.
However, the farmers are not pleased with.
Our vegetables grew like Hawaiian until this cold wave came.
The cold wind and the snowy influence were not zero.
うん、人参は大丈夫。

心配なソラマメ。
 



寒さよけのビニールトンネルが飛ばされ、直後にふった雪。
茎がボキボキと折れて重傷の茎ブロッコリー2作目。

不織布を一枚かぶせて寒波に備えたスナップえんどう。
雪の重さに茎を折ることなく、なんとか耐えてくれました。

 


2016年1月19日火曜日

ココロも天気も大荒れです

太平洋からの猛烈な風で、寒さよけのビニールトンネルが一瞬でもっていかれました。

キャベツ、白菜、レタスのような巻き巻きする野菜はここで寒さがまともに当たると巻ききりません。 久礼は温暖な気候だからいけるだろうと思っていたのが甘かった!

去年秋に栽培をスタートさせて約4ヶ月。   種まき時期を守ることの大切さと、まき遅れは致命傷となることを学びました。

適期に種をまくためには。。。
前もって土に混ぜ込んだ有機物(粉砕した緑肥や枯れ草、モミガラなど)が微生物によって十分に分解されている状態まで準備し、耕して、畝をたてて。。。

すべてを逆算し、天候をみながら遅れることなく準備を進めることを当たり前にできなければ、農業はできないことを経験しました。

よし!!  春夏やさいでリベンジだあ!!!!!!!

The severe wind like a typhoon blew from The Pacific directly, and took our all plastic tunnel away.
They keep the vegetables warm, but they've gone at once.

We started planting last Autumn, and learned how important the keeping proper time of the seeding is.
Let's revenge it on this spuring and summer vegetables!!!

Wow!!!!
風がやんだらお直しです。


本来の姿はこう。