2015年4月30日木曜日

おこめ種まき

種まきの日を迎えました。
ぷっくら膨らんでなんともいえないかわいい表情。
土に埋めてもらいたくてウズウズしている気がしました。
 
こうやってお米の粒を手にとると、
日本人の原点はこれだなあ。。。と、しみじみ感じました。
お米の顔をこんなにいとおしく見ること、今までなかったな。
 
作物を育てるというシンプルな豊かさを実感できた大切な一日となりました。
 
We reached a day of the rice seeding.
How cute their faces are!
When I put them on my palm , I felt that it was the Japanese origin to raise rice.
It was my first time to feel that rice are such endearing like kids.
 
It was the day when I was able to realize the simple richness to raise the crops .
 
 
 
だいぶ芽が出すぎたようですが、地主さん曰く状態はマルだそうです。
よかったあ。

クルクル、キコキコ、ハンドルを回すとお米が ぽとぽとぽとっ。。。。。
愛らしい手動式の種まき機です。
最新式よりも時間も手間もかかりますが、お米へのいとおしさをたっぷり味わうことができるこれが好き。
 

わが家愛用のお米専用土鍋です。
秋にはあの子たちを炊けるかな。

2015年4月27日月曜日

お風呂占拠

我が家のお風呂を5日前からこんな大きなものが占拠しております。
種もみを水に浸して温度管理し、お米がムムッと膨らみ、ほんの少し芽が出た状態(ハトムネと言うのだそう)にするのです。
 
ハトムネと言う言葉には過剰に反応してしまいます。
 
小学校のとき男子に、
「中里の胸はただのハトムネ」 とからかわれ、悔しくて悔しくて、
次の日にTシャツの内側にティッシュを丸めテープでとめて登校し、
「なんだそりゃー」と大笑いされ、余計に恥ずかしい思いをした経験があるのです。
お米には関係ないのですけどね。。。
 
それにしても体洗いにくい。。。
でも大切なお米ちゃんたちのためなら仰せの通り。
裸の付き合い、残すところあと一日。
 


2015年4月26日日曜日

よりこんぼ?

自然農園 よりこんぼ
今日は名前の由来のご紹介です。
 
ここ高知県の中央に位置する中土佐町久礼(くれ)。
この地域で古くから使われている言葉です。
 
「農家ち、大したもうけにはならんろうけんど、みんなあでよりこんぼしてやったらえい」
祖母がよく口にしています。
 
よりこんぼ。 みんなが寄り集まって仲良くたのしくという意味。
ほっこり温かい言葉で農園名につけました。
 
家族でよりこんぼ。
つながるたくさんの人たちとよりこんぼ。
そして自然とよりこんぼしていく農園でありたいと思います。
 
小さな家族経営の農園としてスタートをきりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
It is the introduction of the origin of our farm name.
Organic farm  "YORIKONBO".
 
The word " YORIKONBO" has been used in this district, and it means snuggle up; and be fun peaceflly.
 
We want to be.........
"YORIKONBO" in whole family.
"YORIKONBO" with many peaple concerned.
"YORIKONBO" with the nature.

 
 
 

静かなランチタイム

畑と田んぼの様子を確認し、ランチタイムは四万十川のほとりで。
おおきくて、ゆったりで。 人間がちびっちゃい。
あ~、生きてるなあと感じます。
Lunch time in the riverside.
I feel that the human existence is so small in big nature.



ん? さかな?
 




 四万十川の畑にて。
10月頃にレンゲをまいて、来年のお米づくりまで土を育てます。
広いな。 さて、どうやってまこうか。

つくし、筍、ふき、菜花、食べ物に溢れる野山の恵みです。
 


晴れた!!!

 
雨ぞらを見上げる日が半月近く続き、畑の準備が大幅に遅れていました。
ここは焦っても自然相手だから。。。と言いたいところだけれど、土づくりのスタートをきることができず、
内心は焦りに焦って心がジタバタしておりました。
そして待ちに待った快晴! 
一気に準備開始です^^
 
We'd been waiting for this wonderful sunshine for ages.
In mud with the rain, we couldn't step into the field.
Now, let's begin!
 

 

まずは雑草を細かく粉砕
これも畑の大切なごはんになります^^

こちらはキノコの菌床堆肥
自然農園よりこんぼではこの菌床で土を育てます。

菌床堆肥の山
これはシメジと舞茸農家さんのキノコ収穫後にのこる菌床です。
今までは使い終わった菌床は廃棄物となっていたのだそう。
それを堆肥化させて循環利用することができるなんてすばらしい!

原料は、コーンコブ(とうもろこしのしぼりかす)、豆皮、フスマ(小麦の糠)、米ぬか、オガクズ。

菌糸のまわり具合と匂いで状態をチェックです。 

2015年4月14日火曜日

お米の育苗準備


先週木曜日
 
今月末のお米種まきにむけて、イネの育苗ハウスの準備にとりかかりました。
お米のことはりょうすけさん。
私にとっては初めての光景ばかりでした。
 
到着すると、地主さんご夫婦がバッチリ作業着でお出迎え。
小雨が降る中、一連の作業をずっとお手伝いしてくれました。
 
たくさんの方々の助けがあって、こうしてスタートをきることができたのだな~としみじみ感じた一日でした。
 
Last thursday
It was the preparation for rice seeding to set up a plastic greenhouse.
The landowners came and helped us all day in this rainy day.
I realize when it be able to start farming with louds suppot of many people.
 
まずはハウス内の草取り。
それからレーキで真っ平らにして、ローラーを転がして固めて。。。。
 
わお! 
きっちりまっすぐ真っ平ら! 同じAB型とは思えません。
この後、ブルーシートを広げ、そこにお水を張るのだそうです。
続きは後日。

2015年4月7日火曜日

鬼は~そと、福は~うち

今日は田んぼを平らにするため、土をエイヤー!
 
だんだんリズムに乗ってきて、
「鬼は~そと、福は~うちっ^^ 鬼は~そと、福は~うちっ^^ 鬼は~。。。。。。。。。。。」    と私。
 
「それ言わなきゃいけないの?」と苦笑いのりょうすけさん。
 
本当に福がやってくる気がしてきました^^ おいしいお米が実りますように。
 
Soil movement to flatten the rice field today. 
I gradually came to rhythm.
" Ogre, outside! Fortune, inside! Ogre, outside! fortune, inside! Ogre.........", I said.
" Should I say that, too?" said Ryosuke-san.
I had a feeling that fortune really come. I hope that shining delicious rice grow.
 
 
 

ムーミン谷のニョロニョロのよう。
ここも畑になります。
あなたたち四万十川の水の音色をずっと聞いてきたのね。
 
草刈りに来たけれど、刈るのやめました。

2015年4月1日水曜日


ホーーーーーーーーーーーーーーーーーーホケキョ
ケッキョ ケッキョ ホホホーーーーーーーーホケキョッ!
 
今日は畑の石拾い。
ただ黙々と、でもこの畑を育てていくのだと思うと嬉しさがこみ上げてきて、なんだかニヤニヤしてしまいました。
それにひと時も止まないウグイスのBGMがなんともいいのです。
 
Stone-picking for ages today.
But Joy comes to me when I  imagine that we bring up this field.
The non-stop BGM of bush warbler is splendid.
 
 



モコモコ迫ってくるような久礼の原生林。
神さまがいるな~と感じるのです。